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ロンドン
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    3. ロンドン市内
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    5. ロンドン →
    6. → 成田


【5/1】



 忙しい日々が続いていたのですが、急に休みを取れることになりました。

 今まで、ロンドン、パリ、ニューヨークはドライブ主体の旅行スタイルに合わなくて敬遠していたのですが、短期滞在なら面白いかと思い、ロンドンに行くことにしました。

 前日だったので正規運賃の日本航空を予約(高かった・・・)。
 昼前に、成田に行ってみるとオーバーブッキングだったらしくビジネスクラスの席をあてがわれました。初めての快適さにニコニコ、飛行時間が短く感じられました。


 夕方にロンドンヒースロー空港に到着。列車と地下鉄を乗り継いで、トテナムコートロード駅近くの St.Giles Hotel にチェックインしました。

【5/2】



 晴天。
 地下鉄の窓口で One Day Travel Card を購入し、今日は市内見物。定番のコースを地下鉄とバスで回ることにしました。

 朝のハイドパーク(昔、Stonesのライブがあったんだっけ)を散策し、バッキンガム宮殿での衛兵交替、ウエストミンスター寺院、ビッグベン。

 テムズ河に沿って右岸を歩くと再開発されたドックランズには洒落たレストランが並んでいました。少し疲れたころにタワーブリッジに到着。塔を登って歩行者用の橋を渡りました。100年以上前に建設された塔の歴史や橋を跳ね上げるエンジンなど興味深い展示もありました。

 ロンドン塔を経て市中心部へ戻り、夕食のあとは夜景を楽しみました。

【5/3】


 今回の旅の目的である大英博物館へ。ホテルからは歩いて10分ほどでした。

 ロゼッタストーンやパルテノン神殿の彫刻をはじめ、膨大多岐の収蔵物を見て回りました。もう21世紀なんだから略奪してきた文化遺産は各国に返還しないと嫌われちゃうんじゃないの?なんて思いました。

 夕方近くまで博物館で過ごし、地下鉄でキューガーデンズへ。広大な庭園は東京ドーム26個分(もちろんそんな表現は案内に書いてない)もあり、花のシーズンだったので、とても綺麗でした。

【5/4】




 日帰りで近郊の町を回ろうと思い、ホテルのフロントに頼んでレンタカーを調達してもらいました。用意されたのはプジョー106。小さいけど小気味良く走る車でした。

 テムズ河を渡り、そのまま南へ下ってブライトンという港町を目指しました。ロンドン市街を抜け、しばらく一般道A23を走ると、そのまま高速道路M23になりました。約2時間でブライトンの町境に到着。緑が綺麗な気持ちのいい公園を見つけたので、車から降りて筋肉を伸ばしました。

 ブライトンはホームステイの多い大学の街、であるとともにイギリス随一の海辺のリーゾートです。でも、ちょっと季節が早かったようで有名な桟橋は少し寂しげでした。思っていたリゾートの雰囲気とちょっと違う・・・。

 街の中心部に車を停めて、ジョージ4世の離宮であるロイヤルパビリオンへ。離宮は東洋の雰囲気の混じった異国情緒のある建物でした。ジョージ4世って王妃と離婚騒動を起こし、父ジョージ3世を発狂させたり、放蕩の限りを尽くしたり、離宮を建てたりと、面白そうな王様です。また、ブライトンの街は、町並みが素敵な感じのいい海辺の街でした。

 ブライトンから東へとプジョーを走らせました。道は幹線からはずれ、交通量の少ない2車線道路です。30分ほど走ってシーフォードに到着しました。このシーフォードからドーヴァーに至る英仏海峡の海岸線は白亜の断崖が続いています。セブンシスターズと呼ばれる断崖の下では荒波が海岸を洗っていました。

【5/5】


 美術館へ行こうとトラファルガー広場へ。すっかり地下鉄やバスにも慣れて来ましたが、残念なことに今日が最終日です。

 トラファルガー広場に面した一辺がナショナル・ギャラリーでした。地元のターナーを始め、レンブラントやモネ、ルノワールなどのお馴染みの名画がずらりと並んでいました。

 帰国便は夕方遅くに出発なので、ぎりぎりまで市内をうろうろしました。そうこうしていると、道路が規制されて王室の旗を立てた黒いベントレー(RRか?)が走ってきました。沿道の人は女王陛下だといって騒いでいたのですが、雰囲気が似ていたぐらいしかわからず真偽不明。

 ヒースロー空港へは地下鉄で向かいました。

【5/6】



 成田到着。

 気後れしていたロンドンでしたが、行ってみたら面白かったです。
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