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たけちん認定 土木遺産 |
【緑川水系の石橋 2】 |
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八勢眼鏡橋 熊本県上益城郡御船町上野 |
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7月23日、熊本空港でレンタカーを借りて、熊本県南側の石橋巡りをしました。
緑川水系の御船川のさらに支流、八勢川にかかる単アーチ橋です。安政2年(1855年)に種山石工の甚兵、卯助兄弟によって架けられました。た、単一のアーチ橋です。橋長は62m。周囲は公園化され、石畳の道も整備されていました。
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金内橋 熊本県上益城郡山都町矢部 |
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国道445号を東へ進み、旧矢部町金内地区へ。探すまでもなく国道の左側に大きい石橋がわかりました。よく見ると大小2連のアーチです。嘉永3年(1850年)に架けられ、橋長は31m。
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立野橋 熊本県上益城郡山都町矢部 |
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旧矢部町金内地区、金内橋の東側、国道445号から少し入ったところにありました。国道からの入口に案内標識がありましたが、そのあとわからなくなり、地元の方に教えてもらったら、すぐ近くでした。遠目にはアーチが緑に埋もれていて、よくわからなかったんです。水路橋なので、高さをあわせるため、こんなにアーチが厚くなっているようです。
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下鶴橋 熊本県上益城郡御船町滝尾 |
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橋本勘五郎と弥熊親子による最後の作品、明治19年(1886年)に完成した下鶴橋です。東京で大仕事を成し遂げたものの、近代化の波にのまれ、橋の主流はコンクリートへ。最後にかけたこの橋は集大成かもしれません。
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下鶴橋 徳利と盃 |
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遊び心なのか、石橋は時代遅れと言われて酒でも飲まなきゃやってられないのか、徳利と盃が彫られていました。
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門前川眼鏡橋 熊本県上益城郡御船町木倉 |
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文化5年(1808年)に当時の日向往還に架けられた石橋で、いまは歩道になっている道と橋のつながり具合がとても感じよく思いました。楔石工法というのが特徴で、植木町の豊岡橋とここくらいだそうです。
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船場橋 熊本県宇土市船場 |
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宇土市中心部、船場側にかかる石橋です。文久元年(1861年)に架けられたのではないかということです。船場の名が示すように、昔は船の行き来で賑わったんでしょう。馬門石という石材を使用しているために、少し赤みがかって美しい色合いでした。
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下鶴橋 熊本県宇城市豊野町安見 |
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下鶴橋は前述の御船町にもありますが、こちらはそれより古い旧豊野町の下鶴橋。県道32号を走っていると案内標識が現れ、それに沿って集落のなかを進むとありました。嘉永元年(1848年)のに架橋で橋長は22.7m。アーチの反りが優しい感じでした。
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山崎橋 熊本県宇城市豊野町山崎 |
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安政2年(1855年)の架橋で、橋長は25m。小熊野川にかかる石橋で、国道218号の北側に位置しています。
ここでは、緑川水系の下流部の橋と松橋エリアの橋を掲載しました。この日は引き続き東陽村に向かって橋本勘五郎の足跡を訪ねました。 |
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▲ 鍛冶屋谷の石橋へ |