たけちん認定 土木遺産 

長崎県 対馬 万関水道

 2001年7月29日、対馬を訪れました。
 対馬という島はもともとは一つの島でしたが、寛文12年(1671年)に21代藩主宗義真公が朝鮮海峡から対馬海峡に通じる堀を造りました。(大船越瀬戸)
 明治33年、日露戦争に備え日本海軍により、より深く大きい水道が掘られ、小艦船が対馬を横切って朝鮮海峡へ急行することができるようになりました。これが万関水道(瀬戸)で、昭和33年に架けられた万関大橋とコントラストをなしています。