たけちん認定 土木遺産 

岩国 錦帯橋

 10月9日、広島から山陽本線の快速に揺られて岩国を訪れました。
 岩国藩の3代藩主である吉川広嘉が中国杭州の西湖にかかる6連アーチ橋を参考に架橋したのだそうです。
 最初の架橋は1673年。でも半年で流されてしまいました。どうも橋台が洗屈に弱かったためみたいで、敷石を補強して再架橋。その後は88回に及ぶ桁や板の取替えを行いながら約300年間もったというから大したもんです。
 昭和25年にはキジア台風により橋脚ごと流失してしまいましたが、昭和28年に再建、平成13年からは解体大修理が行われました。竣工の翌年、平成17年に台風14号により橋脚2基が流失していましたが、18年2月に修復工事が竣工。
 名橋を維持するのって大変なんですね。
 ⇒小野田 徳利窯