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12月3日、宇和島から吉田、宇和、大洲を経て長浜を訪れました。
赤橋の名でも親しまれている長浜大橋は、伊予灘に面する肱川の河口近くに架かっています。昭和10年に完成というから東京の勝鬨橋より5年早く、現役の道路可動橋としては日本最古だそうです。
当時の肱川は、木材や木蝋などの舟運が盛んであったため、大型船が通過する毎に開閉していたそうです。現在は毎週日曜日の13時に観光を主目的に開閉を行っているというので、時間にあわせて訪ねてみました。
車を右岸の河川敷に停めて待っていると、チンチンという合図が聞こえ、橋長226mのうち中央支間部分の18mが少しずつ上がっていきます。重量が82トンもあるそうですが、カウンターウェート式になっているため手動でも開閉できるのだそうです。
開閉のドラマは5分間という短い時間でしたが、訪れた甲斐がありました。次は有名な肱川あらしも体験してみたいです。 |
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