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3月13日、高崎線に揺られて深谷市にある「日本煉瓦製造」を訪ねました。
深谷駅で降りると駅舎は東京駅・・・。これは東京駅に深谷で製造された煉瓦800万個が使われていることから採用されたデザインなんだそうです。橋上駅にこのアイデアは斬新だなぁ。
さて、目的の日本煉瓦製造鰍ヘ駅から北へ4キロ。バスの便も少ないのでタクシーを奮発しました。工場の受付で見学の受付を済ませ、まずは明治21年築の旧事務所(国指定重文)へ。煉瓦の製造過程や日本煉瓦製造の製品を使用した東京駅舎や法務省、碓氷第三橋梁などの施設が紹介されていました。
資料館から外へ出て、お目当てのホフマン輪窯6号窯へ。これはドイツ人技師ホフマンが考案した窯の形式で、煙突のまわりに18の焼成室を輪のように配置した窯だそうです。製造工程ごとに窯を用意することにより煉瓦の大量生産が可能になるらしいです。
窯の入口部分だけが公開されていましたが、日本の近代化を支えた煉瓦の製造現場に立つことができ有意義でした。 |
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