たけちん認定 土木遺産 

高知 手結港可動橋
 5月4日、国道55号を安芸市から高知市へ車を走らせ、夜須町の手結山隧道を抜けると、左の車窓にすっくと立ち上がった不思議な光景が眼に飛び込んできました。手結港可動橋です。さっそく左折して手結港に向かう臨港道路を進むと、正面に巨大な橋面が立ちふさがっていました。なんとも表現しにくい光景です。それにしても間近で見上げるとデカイ・・・。
 この可動橋は、1653年、土佐藩家老の野中兼山が手がけた日本最初の掘り込み港である「手結港」の入口に架けられています。(ここで気付いた。手結港を土木遺産で取り上げるべきだったかなぁ)
 標識によると一日のうち車が通行できるのは朝6時から夕方6時までのうち計7時間30分。ちょうど13時に橋が降りるところだったので、江戸時代に築かれた石積み岩壁から眺めました。
 ⇒豊稔池ダム