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5月31日、日本航空の鶴丸塗装機ラストフライトというので慌てて福岡便を予約。この機会に北九州を回ってみました。
で、訪れたのがスペースワールド近くにある新日鉄の八幡製鐵所。明治政府が富国強兵の掛け声のもと、日清戦争で得た賠償金をもとに建設した日本初の製鉄工場で、当時は官営八幡製鉄所と称していました。1901年(明治34年)に東田第一高炉で火入れが行われ、その後、日露戦争や第一次世界大戦などで鉄鋼の需要は大幅に増え、度重なる拡張工事により最盛期を迎えます。
しかし老朽化により1972年に東田第一高炉は休止。解体という話もあったそうですが、市民から保存を求める声があがり、平成8年に市指定文化財(史跡)に指定され、保存整備されることになりました。高炉には誇らしげに「1901」と掲げられていました。 |
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