たけちん認定 土木遺産 

川崎河港水門

 12月16日、川崎市川崎区にある川崎河港水門に出かけました。
 場所はちょっとわかりにくいけど、京浜急行大師線の鈴木町駅近く。少し川崎側にある踏切を渡ると多摩川に出ることができました。

 この水門は、大正末期に発案された川崎臨海部の大運河網計画にさきがけて着工され、昭和3年に完成したそうです。
 塔の上には川崎名産の梨、桃、ブドウがあしらわれた彫刻が施され、この水門と大運河にかける意気込みが感じられます。
 でも、大運河計画はその後の開戦などによりお計画中止。結局、この水門と、ちょっと掘ってみた運河の入口だけが当時の模様を伝えています。

 ⇒昇龍橋