入来町入来麓
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 5月5日。薩摩川内から県道42号を東へ進み、入来の武家屋敷を目指しました。
 国道328号に入ってから旧道に分岐し、町を囲むように流れている樋脇川の橋を渡ると入来麓武家屋敷群です。
 麓とは薩摩藩独特の制度で、本城である鶴丸城のほか藩内各地に外城を設けていました。この外城を城下士以外の武士に統治させていたものですが、一国一城の建前から江戸向けには城ではないということにしてあったそうです。
 入来麓も、そんな麓の一つで、一直線に馬場が通っています。連休だというのに広い駐車場に停まっている車はありませんでした。
 集落のなかをコースに従い歩いてみました。
 玉石垣で区画された武家屋敷群は整然としています。中世以来の山城であった清色城は小学校になっていました。
 入来を代表する屋敷門である茅葺の門。

 入来のあとは、328号を北上して出水の麓へ。
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