大宇陀町松山
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 8月13日。津市で斎藤拙堂の足跡を巡った後に国道165号を西へ。
 室生寺に立ち寄ったあと大宇陀町を訪ねました。
 大宇陀は奈良盆地東南の山すそにあり、織田藩三万石の城下町でした。のちに天領となって以降、吉野の山すそという地の利を生かして、薬の集積地として栄えたそうです。
 旧道に面して町屋が建ち並ぶなか、古い薬屋が目をひきます。
 掲げられている人参五臓圓、天寿丸とは和漢滋養強壮の薬だそうです。
 宇陀川に面する黒門はかつての城下町への入口。西口関門といいます。
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