福山市鞆ノ浦
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 10月7日、東京駅を昼前に出発する「のぞみ」に乗車し福山駅で下車。駅前からトモテツバスに乗車すると30分ほどで終点の鞆の浦に到着しました。
 バスを降りると格子戸や白壁の土蔵が建ち並んでいます。
 まずはバス停裏手の高台にある対潮楼へ。
 対潮楼は遠見番所の役目も担っていた福禅寺というお寺の客殿だそうです。書院造りの座敷からは正面に仙酔島をはじめとする瀬戸内海の眺めが素晴らしく、額縁の絵を見ている感がありました。
 朝鮮通信使も「日東第一形勝」と賞賛したそうです。
 古い町並みを散策です。
 左手の建物は太田家(旧保命酒屋)といい、三条実美ら七卿落ちの際に鞆の浦に寄港し立ち寄った部屋が残されています。
 また港に面する江戸時代の土蔵を改装した「いろは丸展示館」には、紀州藩の軍艦と衝突して沈んだ坂本龍馬の「いろは丸」に関する資料や宿泊していた「枡屋」の2階が再現されていました。
「鞆之浦」の歴史は古く万葉集にも詠まれています。
 足利尊氏が南朝の後醍醐天皇に対し兵を挙げたのも鞆の浦だそうです。
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