磨崖仏

口戸磨崖仏

 高瀬石仏から西へ進み、国道442号のバイパスに出て左。800mほど進むと右手に口戸磨崖仏の標識が立っています。
 この標識から人だけしか通れない小径を草をかき分け約100m。途中には倒木もあったりして、あんまり訪れる人がいないのかなぁという雰囲気でした。
 やがて見えてきた石窟には3つの龕(がん)が造られ、左に神功皇后、中央が比売大神、右に応神天皇が彫られているのだそうです。
 中央の比売大神の龕には「小倉山」と彫られており、これは宇佐神宮を指しているそうです。神仏習合というか、磨崖仏というより磨崖神なのかな。