磨崖仏

菅尾石仏

 大野川に沿った県道636号線の近くにある菅尾石仏。
 最初、国道326号側にあるのかと勘違いして崖線を登り、道の駅みえの近くでよく地図を見て間違いに気付きました。でもよく見たら国道側からは看板も出ていて、従って行くとあっさり駐車場に到着することが出来ました。
 100段ほどの石段を登ると覆堂があり、そのなかに彩色豊かな5体の石仏が並んでいます。左から千手観音、薬師如来、阿弥陀如来、十一面観音、写ってないけど多聞天がほぼ丸彫りで彫られています。
 十二世紀後半に、義経を庇護しようとして滅んでしまった緒方一族が建立したのではないかと言われているそうです。
 たまたま一緒になった方も、これはすごい磨崖仏だなぁと感想を洩らしていました。
 国指定史跡と重要文化財に指定。