佐賀から唐津へ向かう国道203号を走り、相知の鵜殿窟石仏に立ち寄りました。
鵜殿石仏群は、唐で密教を会得した空海が帰朝して大宰府に戻る前に立ち寄って、洞窟に釈迦、弥陀、観音の三尊を刻まれたのが始まりとされています。
国道から看板に沿って進み、「社会体育館」の広場に車を置きます。そこから急な山道を下っていくと磨崖仏群にご対面。でも下った所にも駐車場がありました。こっちに停めた方が歩かずに済むのに案内は無かったなぁ。
鵜殿山平等寺という大寺だった時期もあるそうですが、度重なる戦禍で衰退したんだそうです。
左に持国天、右に多聞天の半肉彫りの立像。持国天の右奥には大日如来、多聞天のひだりには不動明王が彫られています。
朱色の装色がまだのこっていて、心に残る磨崖仏群でした。
このあと見返りの滝を見学。佐賀から唐津に向かう街道は、そのほかにも唐津焼の窯元などもあって、おもしろかったです。 |
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