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カンクン
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    2. カンクン
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    4. カンクン → イスラムヘーレス → カンクン
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    6. カンクン → ダラス
    7. ダラス →
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【12/26】


 2年前の夏にカンクンを訪れ、遺跡と海のリゾートをいたく気に入ったので、年末に滞在することにしました。

 アメリカン航空を使い、厳冬のダラスで乗り換え。ダラスからカンクンへの直行便は、アメリカ人のリゾート客で満席でした。

 夕方にカンクン空港到着。ホテルゾーンへのシャトルバス(US$9)に乗り込み、なんの苦労も無くシェラトンの玄関に着きました。日本から距離はあるけど、らくちん到着でした。

 年末のカンクンは、まさにオンシーズン。今回苦労したのは宿の予約でした。

【12/27】


 窓の正面から朝陽が昇りました。明るくなって眼がさめると、窓の外は青く澄んだ海と白い砂浜でした。

 カンクンのホテルゾーンは一本道のククルカン通りに外資系のホテルが立ち並び、また通りにはレストランやショッピングセンターが点在しています。

 完璧なリゾートゾーンで、メキシコに来たという印象派は微塵も感じられませんが、そういう猥雑さは明日以降にダウンタウンに行けば良いということになり、本日は一日ホテルゾーンで過ごしました。

【12/28】




 今日はメキシコ・マヤ文明最大の遺跡と言われるチチェン・イツァへ。

 ダウンタウンのバスターミナルに行って1等バスの時刻を調べたら失敗!少し前に出たところでした。朝の一等バスをのがすと、次は午後の便になってしまうので、毎定時に出る二等バスに乗り込みました。

 一等バスは特急バス、二等バスはローカールバス。前に訪れた時は一等バスで、高速道路をひた走った覚えがあるのですが、今回の二等バスはユカタンの村々を一つひとつ辿っていきます。最初のうちはメキシコらしい町並みが車窓に広がり、面白かったのですが、気がつくとカンクンエリアの停留所をまだ回っているだけだったことに気がつきました。

 途中のターミナルで車両の交換があり、バスターミナルで怪しげなお菓子を買ったりして二等バスも楽しかったのですが、やはり時間がかかり、チチェンイツァに着いたのは昼を少し回っていました。

 訪れたのは2回めでしたが、森林の中に浮かぶ新旧2つの時代のマヤ遺跡は素晴らしいものでした。さっそくカスティージョと呼ばれるピラミッド神殿に登ると、頂上からは遺跡全体が見回せました。でも、91段の階段は急勾配で蹴上げも高く、降りるのがちょっと怖かったです。( ; _ ; )

 帰りはちゃんと時刻表を調べ、一等バスでカンクンに戻りました。椅子も柔らかいし、快適でした。

 ダウンタウンを見て回り、短パンを購入。ホテルエリアに戻りショッピングセンターに寄ると、コスメルでのダイビングツアーの受付をしていたので、明後日のツアーを予約しました。

【12/29】




 カリブ海に浮かぶイスラムヘーレス。前回はダウンタウンの北にあるプエルトファレス港から往復しましたが、ホテルエリアに近いプラヤリンダからも船が出ているそうです。値段は少し高いのですが、港が近い分だけ便利かなと思い、プラヤリンダでバスを降りてみました。

 プエルトファレスの港は客船ターミナルがあったのに、プラヤリンダは看板が立っているだけです。心もとないなぁと思いながら待っていると、20人乗り位くらいのボートがやってきました。ホテルエリアから出るのだからツアーに使うようなクルーズ船を想像していたのですが、海苔の養殖に使うようなボートみたいでした。

 イスラムヘーレスに上陸。今日はココビーチでゆっくりする予定です。白い砂浜、どこまでも行っても遠浅の海。コロナビールを飲んで予定どおりゆっくりと時間が過ぎてゆきました。

 来たときのボートがしょぼかったので、帰りはプエルトファレス行きの高速船にしました。わずか15分ほどで港に到着。ダウンタウンまではローカルバスに乗ることにしました。バスは満員になって出発したのですが、隣の親父の挙動がなんとなく不審です。「こいつスリっぽいなぁ」と感じ、ジーンズ前ポケットの財布に注意していたのですが、バスが角を曲がって揺れた拍子に体を押され、一瞬つり革に掴まった隙に財布を盗られてしまいました。

 盗られた財布は車内にいた仲間たちを転々として早や行方不明。_| ̄|○
 スリ対策用のスペアの財布なので実害は少ないのですが、わかっていて盗られたのが悔しいです。予備のクレジットカードが財布に入っていたので、いちおう警察署に出向き、調書を書いてもらいました。

【12/30】




 約束の時間にアクアワールドのバンがホテルに迎えに来てくれました。ホテルエリアの南にある店にいったん集合し、改めて大型バスで出発です。お客さんはほとんどがアメリカ人。陽気なガイドさんの案内で、プラヤ・デル・カルメンまでの1時間はあっという間でした。

 アクアワールド社有の船(結構大きな船でした)に乗り換えて、待望のコスメル島サンミゲールに到着。ここでシュノーケリング組とダイビング組、自由行動組に分散しました。

 ダイビングボートに乗船し、ブリーフィングを受けながらスポットへ。とても暖かいのでTシャツで潜ることにしました。器材を身に着けるのを一人々々手伝ってくれて殿様ダイビングでした。

 海は明るく、透明度は噂どおり50mくらい抜けていそうでした。ドロップを潜っても頭上は海面がキラキラ。カラフルなコーラルや1m級のグルーパー(ハタです)に大満足でした。

 昼食のバーベキューをはさんで午前1本、午後2本のダイブは期待どおりでした。一緒に潜ったお客さん同士もすっかり打ち解けたころになると、残念ながら帰る時間になりした。シュノーケリング組と合流し、再び船でプラヤ・デル・カルメンに戻ります。この透明度と珊瑚はシュノーケリング組も十分堪能できたんだろうと思います。

 カンクンへ戻り、最後の晩を楽しむために街へと繰り出しました。 

【12/31】


 午前中をホテル前のビーチや、近くのショッピングセンターで過ごし、昼にホテルをチェックアウト。シャトルバスで空港に向かいました。

 ダラス行きのアメリカン航空は左側の窓際の席に座ることができました。離陸してしばらくすると、カンクンが青い海に浮かんでいるのが窓の下に見えました。

 ダラス経由の場合、日本へ当日に乗り継げる帰国便がなかったので、いちどアメリカに入国し、一泊することにしました。

 南のリゾートから冬のダラスに来ると寒さが厳しく感じられたので、早々にホリデイインにチェックインしました。

【1/1】


 今回はダラス素通り。
 天気も芳しくなかったので、結局何もせずに空港とホテルを往復したに留まりました。後でJFK暗殺の地くらいは寄っておけばよかったとちょっと後悔・・・。

 ダラス・フォートワース空港は巨大な空港でした。各ターミナルを結ぶLRTに乗ってみたりして搭乗時間を待ちました。

【1/2】


 成田到着。

 はじめての一箇所滞在の旅行でした。カンクンは思っていたとおり、古代文明の遺跡からビーチ、そして青い海の底まで取り揃えていて、とても充実した1週間でした。
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