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ソウル郊外の古都へ日帰りで
次は韓国国立中央博物館


    1. 羽田 → ソウル → 水原 → ソウル → 羽田


【8/14】


 夏休みをもらったんだけど、このところ日帰りじゃないと家の都合が悪い。
 今年で有効期限を迎えるマイルが残っているので、日帰りできる海外を模索したんだけど、滞在時間が取れるのはソウルしかないようなので、ふたたび韓国日帰りをすることにしました。
 今回の訪問先は、ソウル市郊外にある世界遺産都市、水原です。

 空席をチェックすると1週間後の8月11日、お盆休みだけど空いていたので申し込み完了。でも、その日が近づいてみると台風9号が関東に来襲しそうです。

 もし荒れた天気になると会社に出なきゃきけないかもしれないので、いったんはキャンセル。その後、14日なら空席が出たとの連絡があったので、数日遅れで訪れることにしました。
 8時20分に羽田を出発し、定刻の10時35分に金浦空港に到着。
 日帰りなので荷物はカメラと財布程度しかなく、11時前には入国・税関の手続きと両替を済ませることができました。(両替は10000円→125000ウォン)

 韓国訪問前にソウルナビで調べたら、ソウル市内へ新しいアクセスとして地下鉄9号線が開通したとのことです。
 前回は5号線を使ったので、今日は7月に開通した9号線を利用しました。

 ソウルの地下鉄はこれを機に磁気カード方式になっています。チャージ式と1回毎の2種類があります。僕は1回用を利用です。
 空港の出札で水原まで2100ウォンと書いてあったので、カードのデポジット代500ウォンをあわせて購入。デポジット代は降車駅で戻ってくる仕組みです。

 と、ここまでは理解して9号線に乗ったんだけど、鷺梁津駅で9号線から1号線へ乗り換えようとして改札口にタッチしたら、その時点でカードは無効になっちゃいました。鷺梁津駅はいったん外に出て乗り換えるので、通しでは計算できないようです。まだ慣れてないソウル市民の人たちも文句を言ってました。

 1号線の鷺梁津駅で改めて水源まで乗車料金とデポジット代を払って(面倒くさいなぁ)日本の国電に似た1号線で水源に向かいました。
 金浦空港から水原に向かうには9号線を使って鷺梁津で乗換えるよりも、従前のように5号線で新吉乗り換えのほうが良かったみたいです。

 ともあれ、1号線の各駅停車に揺られて13時に水原へ到着。ソウルへの帰路は韓国国鉄の特急に乗ってみたいなぁ。

 国鉄の当日券売り場に行ってみました。
 韓国語はからきしだめですが、英語とメモで無事に夕方の指定席を取ることができました。

 水原16時43分発の特急ムグンファ号、3号車35番。

 こうして実質滞在時間3時間30分の水原観光がスタートです。
 韓国でよくみる「天下大将軍、地下女将軍」

 村の魔よけだそうです。曼珠沙華を見に行った埼玉の高麗駅前にも建ってました。
 どの系統のバスに乗ったらいいのか教えてもらおうとインフォメーションへ。英語で話しかけたら日本語で教えてくれました。

 10分ほどで有名な八達門が見えてきました。
 国宝に指定されている八達門は焼失したソウルの南大門よりも規模が大きいそうです。
 
 8月の韓国は暑いです。
 うっかり汗拭きタオルを忘れてしまいました。
 羽田空港で買おうとしたら500円でした。値札を見て、韓国に着いてから買うことに。

 市場で探したら100円ショップみたいなところがあってフェイスタオルは500ウォンでした。約40円。
 李氏朝鮮時代の別宮、華城行宮。
 なんでも、チャングムの誓いをはじめとする韓流ドラマのロケが多く行われるところだそうで、あちこちにイ・ヨンエが飾られていました。

 僕は好きです。でも、帰国したらイ・ヨンエは17歳年上の在米韓国人実業家と結婚しちゃいました。まぁ、旅には関係ないことです。
 華城行宮の脇にある階段を登って八達山へ。けっこう急で汗だくになっちゃいました。
 急な階段を登りつめると八達山の頂上。
 西将台という水原城の四方を監視していた建物が建っています。
 西将台からは360度の見晴らしです。眼下にはさきほど見学した華城行宮を見下ろすこともできました。
 城壁に囲まれた水原の旧市街。その外壁に沿って進みます。やがて華西門が見えてきました。ガイドブックによく載っているのがこのアングルでした。
 外敵に向かって打てるように大砲が置かれていました。
 長安門。
 西将台からここまで30分でした。

 時計を見ると15時30分。早くも帰りの時間が気になります。あんまりゆっくりしていられないなぁ。
 今回の目的にしていた華虹門。水原川にかかる石橋のうえに建造されています。たぶん現在のものは復元された新しいものでしょうが、往時を想像すると歴史を肌で感じることができました。
 16時、水原城の観光を終了し、ちょうど通りかかったタクシーで水原駅に向かいます。さきほど歩いた外壁の外側を走る幹線道路を通りました。

 華虹門から水原駅までメーターで約5000ウォンでした。
 ムグンファ号は定刻に入線。ISO感度を上げなかったので、被写体ブレの写真になっちゃいました。
 車内です。立ち席の人もちらほらでした。ソウル駅に焼く10分遅れて到着。水原からは所要45分でした。
 金浦空港に急ぐのであれば途中の永登浦駅で乗り換えるほうが早そうだったけど、旧ソウル駅舎を見たかったので終点のソウル駅へ。

 新しい駅ビルの隣にある旧駅舎に行ってみると仮囲い状態でした。ソウル駅文化館としてリニューアルするため今年の4月から来年6月まで工事中なんだそうです。アムステルダム駅や東京駅に似た煉瓦の駅舎を上のほうだけ見て諦めました。

ソウル駅からは地下鉄で空港に向かい、18時すぎに金浦空港駅へ到着。
チェックインして出国審査して1本煙草を吸ったら搭乗のアナウンスです。
あ、いけね。忘れてた。
あわただしく免税の煙草を購入して帰国の途に。

入国審査を終えてから帰りの出国審査まで実質滞在時間7時間半の海外旅行でした。
カルビ、食べたかったなぁ・・・
 ソウル駅から1号線で鷺梁津へ。来た時と逆に9号線に乗り換えて金浦空港へ向かいます。
 9号線は、ドアの上に英語の案内表示が出るので、すごくわかりやすかったです。


 18時すぎに金浦空港駅へ到着。
 残金を日本円に再両替しました。使ったお金は19000ウォン、約1500円でした。
 帰りの便は19時30分。チェックインして出国審査して1本煙草を吸ったら搭乗のアナウンスです。
 あ、いけね。煙草を買うのを忘れてた。あわただしく免税の煙草を購入して帰国の途に。

 やっぱり忙しかったです。
 水原はカルビの本場なんだけど、残念ながら食する時間がとれなかったのが心残りです。

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