「竜馬がゆく」を訪ねて  霧島
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霧島神宮古宮
 龍馬とおりょうが登ったという霧島の高千穂の峰を訪ねました。

 壮麗な社殿の霧島神宮から登っていくと、高千穂河原。ビジターセンターから鳥居をくぐり参道のような砂利道をすすんでゆくと鎌倉時代の大噴火で消失するまであった霧島神宮古宮。ここが登山道の入り口です。 

登山口
 高千穂河原は標高950m、ここから1574mの高千穂峰をめざします。
 最初のうちは樹叢のなかを進む道。やがて勾配を増すとともに足元は噴火を物語るガレ場にかわっていきました。

噴火口
 霧島というネーミングから想像していた以上の急登でした。樹叢が消えてからは、一歩登ると半歩崩れるようなザレ石で疲れました。

馬の背
 低気圧が近づいていて風の強い日でした。右に御鉢と呼ばれる噴火口、左は切り立った山壁の馬の背を進みます。肩の部分がザレでもろいのですが、時おり吹きつける強風のためよろけそうになりました。
 転んでしまったおりょうを抱きかかえるシーンが脳裏に浮かびます。

高千穂峰へ
 高千穂峰への最後の登りは、今までにも増して急登のザレ場でした。
 眼下に広がる霧島連山を眺めるふりして足を休めながら、ゆっくり登りました。

逆鉾

高千穂峰山頂
 龍馬が引き抜いてみせたという天狗の面をつけた天の逆鉾。

塩浸温泉

鶴の湯
 二人が療養した霧島山麓の塩浸温泉。
 庭に「新婚旅行の像」が建てられていました。龍馬の浸かった「鶴の湯」は新しい建物の基礎部分近くに残っています。何も案内がないので、しばらく探してしまいました。

キリシマツツジ
 龍馬が訪れた時、霧島連山は一面ツツジが広がっていたそうです。
 ゴールデンウィークでは少し早かったようでした。
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