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たけちん認定 土木遺産 |
【長崎の石橋】 |
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諫早 眼鏡橋 |
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9月1日、長崎空港でレンタカーを借りて出発。最初の目的地は諫早眼鏡橋です。
もともと本明川に架かっていたこの眼鏡橋は、天保10年(1839)に完成した2連アーチの石橋で、石橋としてわが国最初の重要文化財。その橋長は49m、幅員5.5mとたいへん立派なものです。
本明川が拡幅される際に撤去される予定だったそうですが、1961年に諫早公園に移築され保存されています。
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小浜 金浜眼鏡橋 |
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諫早から国見、雲仙と島原半島を半周して小浜町へ。町の中心から少し南へ下った金浜川にかかる「金浜眼鏡橋」ば、弘化3年(1846)に架けられたアーチ石橋です。
風化による損傷が進み、すぐ下流に町道の橋もあるため利用されずにいたものだそうです。平成5年に石材を極力再利用して再整備されたのだそうです。
橋長は14m、幅員は3m。渡ってみるとかなり急勾配でちょっと難儀でした。
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長崎市 眼鏡橋 |
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長崎市内で宿泊し、3年ぶりに訪れました。
中島川にかかるこの橋は、1634年(寛永11年)に近くにある唐寺の僧、如定により架設された日本最古の石組アーチ橋だそうです。近くに袋橋、桃谷橋という石橋もあります。
昭和57年に大水害があり、川幅を広げる工事が行われましたが、眼鏡橋と袋橋の間は橋の保存のため、もとの川幅のまま。不足する断面積は見えないように暗渠でカバーしているそうです。
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長崎市 古橋 |
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長崎街道、長崎の街の入口にかかるこの橋は1654年の架橋だそうで、長崎の石橋としては6番めのふるさだそうです。黄色い線で示すのがもともとの石橋。これに1m以上の嵩上げをしています。
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長崎市 一瀬橋 |
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日見峠を越えた旅人が一息つくところに蛍茶屋があって、その脇に架かっているのが一瀬橋。1653年の架橋だそうです。蛍茶屋、いい名前だなぁ。
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平戸 幸橋 |
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平戸大橋を渡るとオランダ交易の遺構が残る平戸島。この幸橋もオランダの石造り技術に起因し別名オランダ橋と言われています。16世紀初頭、平戸藩主が地元の石工達に命じて造らせた石橋です。橋の脇に建つのは再建された幸橋御門。
平戸はオランダ大航海時代の面影をよく残し、また平戸港と平戸城など景観的にも本来は優れているはずなのに、文化センターやら警察署やら、NTTやら景観ぶち壊しの建物がはばをきかせていて旅行者としてはちょっと残念です。
橋長:19.26m
幅員:5.12m
完成:元禄15年(1702年) |
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▲ ⇒長崎中島川の石橋群 |