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たけちん認定 土木遺産 |
【大分 院内町の石橋】 |
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石橋の町と呼ばれる町が国東半島にあると聞きました。調べてみると、なるほど、江戸時代末期から昭和初期に架けられた石造のアーチ橋が数多くあるようです。その数75、市町村単位でみると日本一だそうです。となれば飛んで行くしかあるまい。というわけで東京から1泊2日で訪ねてみました。左は石橋が描かれた町内のマンホール・・・ |
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院内町を流れる恵良川は流れが急で、木橋が流されてしまうこともたびたびだったそうです。そこで、段々畑の石垣や水路を築いていた石工たちによって多数の石橋が建設されたそうです。
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鳥居橋 |
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宇佐から院内町を目指し国道387号を走ると、最初に出会ったのが院内IC近くにある鳥居橋でした。架設は大正5年と古いものではありませんが、石造りの5連アーチがすらりとした印象で「石橋の貴婦人」と呼ばれるそうです。夜訪れたらライトアップされていました。県の有形文化財。
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櫛野橋 |
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国道387号を西へ進み、旧道へ入ると櫛野橋。大正12年架設の石造単アーチ橋です。国の有形文化財。
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打上橋 |
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さらに西へ進んで打上橋を探しました。恵良川支流の高並川にかかる単アーチ橋で、架設は文久3年、院内町に存在する最古の石橋です。市の有形文化財。この写真ではわかりにくいですが、すぐ下流に昭和初めに架けられた打上水路橋がありました。
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御沓橋 |
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橋長59mと院内町で最長の石造3連アーチ橋で、大正14年の架設。モダニズムが感じられます。県の有形文化財。
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福厳寺羅漢橋 |
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福厳寺の本堂右側に十王石像や羅漢像を祀る閻魔堂があり、そこへ渡る参道として架けられた単アーチ。長さ3mと小さなものですが、単純な構造がかえって魅力でした。
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荒瀬橋 |
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大正2年に架けられた橋脚が最も高い橋です。道の駅いんないに車を停めると、すぐ近くに橋を眺める休憩所がありました。河原に下りる小径はコンクリート舗装が崩落しているのと密漁禁止のため通行止めになっていましたが、降りて写真を撮っちゃいました。
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▲ ⇒大野川流域の石橋 |