たけちん認定 土木遺産  【八代 二見川の石橋】

新免眼鏡橋 八代市二見本町新免
 八代市日奈久の田川内1号墳を見学してから国道3号を南下しました。
 八代市の南部、二見川に沿った旧薩摩街道にいくつかの石橋があり、川を遡るかたちで訪れました。
 いちばん下流側にある新免眼鏡橋は嘉永6年(1853年)に架けられた橋です。

赤松眼鏡橋 八代市二見赤松町
   手すりの柱部に扇や茶瓶、湯飲み茶碗がくり抜かれていました。

 
大平眼鏡橋 八代市二見赤松町大平
 嘉永5年に架けられたもので、小さく見えるのは橋の両側が耕作地として埋め立てられたからだそうです。石橋自体はがっしりした重厚なアーチ橋でした。

大平眼鏡橋(新橋) 八代市二見赤松町大平
 明治38年に大牟田市の実業家、円佛氏により架けられたそうです。二見川に架かる石橋群の中で最も規模の大きい石橋だそうです。

小藪眼鏡橋 八代市二見赤松町
 だいぶコンクリートで補強されてしまっていますが、この地域の江戸時代に造られた眼鏡橋のなかでは最も広い石橋だそうです。

須田眼鏡橋 八代市二見赤松町須田
 二見川のいちばん上流部にあります。嘉永2年に架けられた石橋で橋長は11.8m。上小藪のバス停に車を置いて歩いて谷へ降りていきました。

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