たけちん認定 土木遺産 

宮城県 貞山堀

 2004年7月18日、仙台の貞山堀を訪ねました。
 貞山堀は、塩竃から阿武隈川河口まで仙台湾に沿って掘られた約60kmに達する人工の堀です。
 伊達政宗が、阿武隈川河口の荒浜と名取川河口の閖上を結ぶ16kmの間に運河を掘り、水運を開いたのが始まりだそうです。運河はその後、遠く塩竃までつながり、仙台北方で取れた年貢米や商品米が船で運送されました。 計画どおりの延長が完成したのは明治18年だそうで、仙台藩祖伊達政宗の追名から、貞山堀と名付けられたそうです。