たけちん認定 土木遺産 

京都 南禅寺 水路閣

 2005年5月28日、蹴上にあるインクラインと疎水博物館をみたあと、南禅寺を訪れました。
 絶景かな、で有名な山門を抜けて本堂右にある水路閣へ。
 第1疏水の蹴上から分岐して、南禅寺、若王子、銀閣寺、堀川へと続く水路は、南禅寺境内をレンガのアーチで越えていきます。延長93m、幅4mの堂々たる14連のアーチは、建設当時に福沢諭吉から酷評されたそうですが、100年以上の星霜を経て風景に溶け込んでいました。
 京の町では珍しく南から北へ上がって流れており、南禅寺境内からトンネルを抜けると哲学の道になります。
 ⇒由良川橋梁