たけちん認定 土木遺産 

内子 田丸橋

 12月3日、内子町の屋根付きの橋を巡りました。
 内子町にはかつて10橋ほどの屋根付き橋があったそうです。屋根付き橋と聞くとマディソン郡の橋のようなロマンティズムを想像してしまいますが、その目的は床板の腐食をできるだけ抑えるためだったようです。今回は肱川水系の麓川にかかる代表的な3橋を巡りました。
 伊予灘に面する下灘から県道で山越え。鳥越峠を越えて1.5車線の山道を進むと下ノ宮橋がありました。
 麓川に沿って下ると石畳という名の集落。ここから案内板に沿って猪の峠方面に上っていくと弓削神社があります。神社の前の弓削池に架かっているのが弓削太鼓橋。
 弓削神社太鼓橋から再び石畳へと戻り、さらに内子町方面へ下っていくと河内という集落があります。この左手に一番番名の知られた田丸橋がありました。
 麓川に架かる田丸橋は、両岸から斜めに張り出した桁材によって支えられていて、屋根は杉皮葺き。昭和19年に架けられ、何度か修復されてきたものだそうです。
 ⇒別子銅山