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2008年7月20日、伊豆に出かけました。
夜明け前に東京を出発し、沼津を経て旧韮山町に到着。江戸幕府の世襲代官、江川邸に立ち寄ったあと、反射炉を訪ねました。ちなみに江川邸は、
NHKの大河ドラマ篤姫で、生家島津家としてロケに使用されたそうです。
さて、反射炉。黒船来襲に脅威を感じた伊豆代官の江川太郎左衛門が、大砲を鋳造するために造ったもので、造られた砲はお台場に据えられました。
反射炉というのは、石炭を燃やした燃焼ガスを天井に反射・集中させることにより高温とする形式の溶解炉なんだそうです。そのネーミングから、太陽の光をレンズで反射・集中させるのかと勘違いしていました。考えてみたら、それじゃオリンピックの採火ですね。その型は太陽炉と言うんだそうです。勉強になりました。
東京湾の最奥に設置されたお台場は、場所的に防備性が低く、評判は良くなかったそうですが、数多くのカノン砲が並ぶ姿は威圧を感じさせるものだったろうと思います。 |