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2008年8月16日、三弦橋を訪ねたあと、国道452号を三笠市方面へ北上し、旭沢橋梁を目指しました。
鉄道橋としては廃橋になっているので、レンタカーのカーナビには表示されていません。見落とさないように注意していたのですが、約5キロ走ったあたりで沢を渡った際、左の車窓に現れました。
三菱石炭鉱業大夕張鉄道線として活躍したこの橋梁は、トラスド・ガーター橋という形式だそうです。橋脚は僕の好きなトレッスルです。でも特徴的なのは上路トラスの構造。構造力学的には正しいんですが、普段見慣れてないというか、トラスがぶらさがっているようで見ていて落ち着きません。
三弦橋と同様、夕張シュウパロダムが完成すると湖底に沈む運命だそうですが、なんかもったいない気がします。
しばらく眺めていたら、キタキツネの子供が何匹も現れました。大自然のまんなかで栄華の余韻を遺しているような気がしました。 |