たけちん認定 土木遺産 

那珂湊反射炉

 1月17日、虎塚古墳の装飾を見に茨城を訪れ、前から気になっていた那珂湊の反射炉跡を訪ねました。

 幕末、外国船の恫喝に対抗するために幕府は近代化に取り組んでいた諸藩に大砲製造を命じます。これを受け、佐賀、薩摩、伊豆韮山とともに水戸藩で建造されたのが、この那珂湊反射炉。
 安政4年(1857年)に完成して砲も幕府に健常されたそうですが、7年後に北関東を揺るがす天狗党との内戦によって灰燼に帰したそうです。
 煉瓦製造用の登り窯も復元されていました。

水戸藩鋳造の巨砲
 ⇒川崎河港水門