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9月3日、メキシコシティからバスに揺られて約5時間、グアナファトに到着しました。 |
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翌日、市内をぶらついたあとある意味有名なミイラ博物館へ。入場料はN$15、カメラN$6でした。(N$=ヌエボペソ) |
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グアナファトは標高2000mの高地にあり、乾燥した気候と鉱物質の土壌が特徴です。そのためなのか、亡くなった方の遺体を普通に埋葬しても数年でミイラになるのだそうです。 |
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そのような風土と死に対する考え方の違いからか、墓地に埋葬されるのは5年間ということになっています。5年たつとミイラにとった遺体は掘り起こされてミイラ化の出来を判定されるのだそうです。
で、「出来のいいもの」は博物館で陳列、そうでないものは焼却されるんだそうです。 |
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というわけで館内は「出来のいい」ミイラがショーケースに入れられて展示されていました。大昔のミイラと違って、最近亡くなった市民のミイラも多いわけで、表情もリアルです。髪の長い少女や子供のミイラも並んでいました。 |
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僕にはショッキングな博物館でしたが、死に対する観念が違うのか、ギフトショップではミイラグッズも多数販売されていました。
でも訪れるなら観光客の多い時間帯がいいと思います。僕は夕方に訪ねたので一人だけで見て回るのは少し不気味でした。 |
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→人類学博物館 |