明石海峡と淡路のみち
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 明石海峡大橋は橋長3911m、主塔高さは海面上297mの世界最長の吊り橋です。
 業務用エレベータで主塔に登らせてもらったのですが、さすがに下を見下ろすと海峡を行き来する船が小さく見え、とても迫力がありました。
 目を転ずれば、須磨や舞子の松林や淡路島の山々を望むことができました。
 淡路島側のたもとにある道の駅から昼と夜の橋の風景です。
 たこフェリーが行ったり来たりしていました。
 洲本の街にある三熊山に登ると「芝右衛門狸の祠」というものがありました。
 淡路狸の大将で、大阪の道頓堀の芝居がすきで、日ごと道頓堀へかよったそうです。

      ⇒芝右衛門狸のお話
 街を見おろす三熊山にある洲本城趾
 国道28号は、徳川時代、淡路の国主でもあった阿波の蜂須賀候が参勤交代の際に通った道だそうです。
 藩営の松並木が「八木の松並木」とよばれて天然記念物の指定をうけたそうですが、道路の拡幅と松食い虫の被害により伐採され、いまは碑とごく一部を残すのみでした。
 八木から国分寺跡を経て慶野松原へむかいました。
 慶野松原は播磨灘に面する砂浜で、数万本の松林が約2キロ続いていました。
 淡路島の西岸を北上すると伊弉諾神宮がありました。
 古事記、日本書紀に登場する国生みの伊弉諾大神が、最初に造ったのが淡路島。その御陵が日本最古の神社「伊弉諾神宮」の起源なんだそうです。

 陽も暮れたので淡路島に別れを告げ、岩屋港から「たこフェリー」で明石のホテルへ向いました。
 日本標準時の町、明石。
 翌朝はいちばんで「魚ノ棚商店街」を訪ねました。
 明石海峡から淡路島のまわりは潮流が激しいため、日本でもっとも魚が美味しいそうです。
 続いて明石公園を訪ねました。公園から見た明石城は2つの櫓が本丸の両側に屹立していました。

 明石城のあとは姫路城を経て「揖保川・室津みち」を訪れました。
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