中津・宇佐のみち
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 博多で仕事を終えてから特急列車で中津に向かいました。駅近くのサンルートに宿泊し、翌朝レンタカーを借りました。
 最初に赤壁で有名な中津市内の合元寺へ。
 天正17年、黒田如水が前藩主の宇都宮鎮房を中津城内で誘殺したとき、その謀臣が黒田派と刀を交えました。以来、門前の白壁は幾度塗り替えても血痕が絶えないので、遂に赤く塗られたそうです。
 続いて福沢諭吉の旧居へ。
 諭吉が青年期を過ごした母屋や土藏を中心に、資料が展示されていました。
 堀に沿った道を進んで中津城へ。
 豊臣秀吉より豊前6郡を拝領した黒田如水が築城しました。天守閣は、昭和39年の再建です。

 全国に4万以上あるという八幡さまの総本山が宇佐神宮。その宇佐神宮の先祖が薦神社だそうです。
 駐車場に車を停めて参道を歩くと、背高できらびやかな神門が迎えてくれました。
 薦神社の御神体は、内宮である「みすみ池」です。
 薦神社をあとに国道10号を東へ進みます。12時に宇佐神宮に到着。駐車場には観光バスがたくさん停まっていました。
 大鳥居を過ぎ、まっすぐ南にのびる参道を進み、さらに石段を登ると、朱と金で彩られた社殿が建っていました。
 宇佐神宮の西側には寄藻川が流れています。この川に架かっているのが朱塗り屋根付きでポスターを飾ることの多い「呉橋」です。
 天皇や皇族がお参りするときの専用の橋だそうです。
 街道をゆく「中津・宇佐のみち」には登場しませんが、せっかく国東の山懐まで来たのだからと、熊野の磨崖仏を訪ねました。
 国道10号を南へ走り、山香町から案内標識に従ってしばらく走りました。詳しくは⇒
 熊野磨崖仏のあとも真木大堂など幾つかの石仏を巡って大分市内のホテルにチェックイン。翌日は臼杵まで走って有名な臼杵石仏を訪れました。
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