種子島みち
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 4月30日、鹿児島空港を8時30分に離陸したYS11は大隈半島に沿って南下しました。
 40分後の9時10分、種子島のほぼ中央にある種子島空港に着陸しました。
 さっそくトヨタレンタカーで手続きを済ませて走り出します。国道58号が島を南北に貫いて走っています。
 鹿児島の中央公園から種子島、奄美大島を経て沖縄の辺戸岬に上陸し那覇の明治橋まで続く国道58号。
 南に来たなぁという感じが湧いてきます。
 浜津脇。しばし青い海を眺めて休憩しました。沖には馬毛島という無人島が浮かんでいます。鹿の楽園だそうです。
 能野焼(よきのやき)窯跡はバイパスから旧国道に入ったところにあり、地元の人に聞きながら探しました。
 木立の中に案内板が立っていました。日用陶器を主とし、明治35年まで焼かれていたそうです。
 11時、種子島の歴史博物館ともいえる鉄砲館へ。
 天文12年に伝わった2丁のポルトガル銃のうちの1丁をはじめ、種子島の歴史や自然がわかりやすく展示してありました。正しくは「種子島開発総合センター」というお堅い名前。
 市民会館裏手にある栖林神社。
 社殿の奥に種子島家代々の墓が眠っています。
 西之表から北上。浦田浜という綺麗な砂浜に寄り道したりしながら13時に喜志鹿崎という島の北端に着きました。
 断崖には白い灯台。
 岬の付近ではハイビスカスがいっぱい。南に来たなぁって感じです。
 喜志鹿崎から種子島の西海岸に沿って南へ下りました。西海岸は東側に比べ砂浜のある穏やかな入江く、写真の熊野海岸をはじめ、長浜海岸、浜田海岸と白浜が続きます。
 浜田海岸の砂浜に降りると、南側に大きな海食洞窟があります。ちょうど潮が引いていたので中に入ってみました。千座の岩屋(ちくらのいわや)といいますが、千人はちょっときついかな。でも海に向かって大きな口を開けていて、かなり印象的でした。
 種子島宇宙センター。
 先を急ぎたかったので、中の見学はパスして竹崎海岸の展望台から発射台の風景を楽しみました。
 種子島の最南端、門倉岬に16時に到着しました。鉄砲伝来の地として知られています。
 天文12年の台風により、ポルトガル船がここに漂着しました。種子島時尭は乗っていた商人から二挺の鉄砲を買い求めました。「鉄砲伝来」です。
 門倉岬は公園化されていて、「鉄砲伝来紀功碑」と刻まれた大きな碑が建っていました。
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