横浜散歩
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 8月1日。表題どおり横浜を散歩気分で散策しました。
 横浜は学生時代からよく遊びに来ていますが、「街道をゆく」を片手に歩いてみると、今までと違う素顔が見えたような気がします。
 横浜駅から大桟橋、旧居留地にかけての再開発には目をみはるものがあります。赤レンガ倉庫も、昔のように風霜に耐えてきたという感じはしません。公園として綺麗に整備されています。
 ビアガーデンで有名と言ったら失礼だと思うけど、歴史ある氷川丸が夏はビアガーデンなんだから仕方ない。
 明治29年にシアトルとの定期航路をひらき、氷川丸はその航路の船として昭和5年に竣工。戦時中は海軍の病院船として活躍したあと、再びシアトル航路に復帰し、昭和35年に引退しました。
 ペリーが来航し、幕府が横浜で会見することになりました。その際の警備を小倉藩と松代藩に頼んだところ、松代の佐久間象山はオランダ式最新鋭の大砲やら銃やらの戦闘装備で現れたそうです。
 その軍備をみた幕府はびっくりし、急ぎ地中に埋めるよう命じたそうです。
 100年の月日が流れ、ビルの改築工事中に地中から出てきたそうです。
 吉田川にかかる吉田橋に関所が設けられ、吉田橋から旧居留地までのあいだが「関内」とよばれるようになりました。
 その吉田橋から旧居留地にかけて、歩道と車道がある日本で最初の道路らしい道路がつくられました。
 これが「馬車道」と呼ばれました。
 7時を過ぎたら花火が始まりました。そういえば今晩は神奈川新聞花火大会の夜でした。
 ということで、赤レンガ公園で花火を見あげてから帰りました。
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