弘前市仲町
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 5月4日。桜満開の弘前を訪れました。
 保存地区は弘前城の亀甲門と堀端の北側に位置する武家屋敷地です。
 幕末以降に建てられた主屋や門が数棟残っています。
 敷地の境にはサワラの生垣や板塀が配され、独特の景観を残しています。
 石場家

 北堀端、亀甲門に面する石場家は津軽藩の御用商人でした。
 江戸時代後期に建てられたという建物は公開されていますが、現在でも酒屋さんを営んでいます。
 伊東家と梅田家は移築復元されたそうで、一つの敷地に建っています。
 伊東家は、津軽藩時代の藩医だそうで中級武士の居宅に良く似た構造・特徴だそうです。
 梅田家は、江戸末期の嘉永年間に建てられた武士の住宅です。
 岩田家は、寛政から文化年間に建てられたものと言われています。柱や小屋組などの主要構造部材、芽葺屋根など、ほぼ建築当初のものです。

 このあとは木造町を経て竜飛岬へ向かいました。
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