たけちん認定 土木遺産 

黒石市中町

 9月14日、青森空港でレンタカーを借り、白神山地を訪ねたあと、弘前市を経由して黒石市に向かいました、
 黒石市訪問の目的は、市街中心部の中町に残る江戸時代の街並みです。
 津軽為信の孫、信政が開き、黒石藩の城下町だった黒石市には雪国で見られる雁木が600mにわたって保存されており、津軽では「こみせ」と呼ばれているそうです。
 この「こみせ」は、江戸時代からつづくもので、家の軒下を通路部分を覆うように軒を張り出して作り、さらにそれを隣の家とつなげて、現在のアーケードのようになっています。


 国土交通省のホームページを見たら、「江戸の町と道」というページに、黒石市のこみせと全く同じ様子の左図が載っていました。
 それによると
・民家に「犬走り」設置が義務付
・庇の先端直下に下水溝
・犬走りは通行可能。
・商品の展示は禁止。
・管理は所有者の責任。

 参考URL
http://www.mlit.go.jp/road/michi-re/3-6.htm

 夕暮れになると、まさにタイムスリップしたような感じすら覚えました。
 
 ⇒金ヶ崎町