東祖谷山村落合
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 11月10日、祖谷を訪れました。
 祖谷は徳島県ですが、今回は高知空港でレンタカーを借り、国道32号の大歩危から西祖谷を経由し、東祖谷村を目指しました。
 落合の集落は、山頂付近まで斜面に張り付くように家屋が建っています。江戸中期から明治時代の家屋が多いそうです。トタンに張り替えられた家屋も多いですが、中にはいまだ萱葺きの家屋も見られました。
 西祖谷村から祖谷川に沿って遡りました。道はだいぶ改良が進みましたが、西祖谷のかずら橋を過ぎると、秘境といった雰囲気です。
 今夏に国道439号の道路地盤が崩壊し落合周辺は全面通行止。剣山方面へは市道中上京上線へ迂回するようになっていました。落合集落の展望所はうまい具合にこの市道沿いにありました。
 平家屋敷で知られる阿佐家へ寄り道。阿佐家は平教盛の次男国盛の直系の子孫だそうです。
 県道脇に車を停めて訪問すると、ちょうど庭に24代当主の方がおられ、貴重なお話を伺うことができました。いまも「平家の赤旗」と呼ばれる大小二流の旗(八幡大菩薩の文字が書かれている)や系図、宝刀を保存されています。
 屋根は萱葺きを銅板で覆っているそうです。
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