常滑市栄町
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 4月22日。3年ぶりに常滑を訪れました。
 常滑は日本六古窯のひとつ。窯元を巡るコースが「やきもの散歩道」として紹介されているので歩いてみることにしました。
「登窯」
 明治20年頃に造られ、昭和49年まで使われていたそうです。この登窯は日本に現存するものとしては最大級なんだそうです。
 明治から大正にかけての最盛期には大小の登窯が約60基を数えたそうです。
 登窯の裏手にある10本煙突。
 高さが微妙に異なるのは窯の内部が均一に焼けるように工夫したためだとか。窯からあがる煙のため空は真っ黒になり、常滑に生まれた子供たちは「雀は黒い鳥」だと思っていたという笑い話が残っています。
 車の通ることのできない細い小径が縦横に走っています。
 角を曲がるごとに窯元やレンガ造りの煙突が現れます。土管坂は常滑を代表する風景として、パンフレットにもよく登場してます。
 近くにはや江戸時代に廻船業を営んでいた瀧田家もありました。
 暗くなるまで「やきもの散歩道」を散策し、常滑駅前にあるルートインにチェックイン。夕食をとりに寿司屋に入ったら大好きな金目鯛の握りがあってニコニコでした。
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